TOB(株式公開買い付け)とは、第三者が当該企業の株式を一定の目的の元、価格を公開して買い付ける行為のことを指します。一般的には株式を購入する事での経営権の確保や一定割合以上の株式を取得することを目的に行われます。実施される価格帯にもよりますが、多くの場合は相場よりも高い価格での買い付けとなりますので、株価にも大きな影響を与えます。
TOB(株式公開買い付け)が行われることになり、その価格が決定した場合で、その水準が相場価格よりも高い場合は、通常その価格(TOB価格)にまで株価が上昇します。
将来的にその価格での買い取りを宣言しているわけですから当然ですね。また、敵対的なTOB(被買取企業の了承などを得ていない状態でのTOB)の場合には、ホワイトナイトなどまた別のTOBなどが行われる場合もあり、そうしたことが想定される場合は、TOB価格よりも株価が上昇する場合があります。
TOB(株式公開買い付け)に応募するためには、対応証券会社にて応募する必要があります。この応募は少々面倒なのですが、面倒という方は市場で売却してしまう方がよっぽど楽です。私の場合もTOBに応募するのではなく、市場で近い価格で売却してしまいます。
まだ、口座がないのであればSBI証券か楽天証券のどちらかを選んでおけばまず問題ありません。どちらも総合力は高いし、サービスも基本的に揃っているからです。そこから目的に応じて+αで証券口座を作っていけばよいだけです。
ちなみに、まだ口座を作っていない人はラッキーです。
証券口座というのは実は沢山の広告費を出す業界でもあります。そのため、ポイントサイトと呼ばれるWEBサービスを経由して口座開設をすればまとまったポイントを獲得することができます。ポイントサイトって何?という方は「ポイントサイトとは?」の記事をご覧ください。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・松井証券
といったような大手証券はいずれもポイントサイトの常連で数千円相当~1万円ほどのポイントを口座開設で獲得できます。ポイントサイトを活用して口座開設で得をしましょう。
参考:今がお得なポイントサイト案件、キャンペーンのまとめ
上記ではポイントサイトで一撃の還元が大きい案件を紹介しています。
ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典
」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。
・TOB(株式公開買い付け)とは![]()
企業の買収の際に買い手となる企業が一定の条件で対象企業の株式を買い付けることを指す。
・ホワイトナイトとは![]()
白馬の騎士。敵対的買収が行われる際に、被買収先企業の友好的な企業等がの第2のTOBを行うなどすること。