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初心者のための資産運用講座

レバレッジを倍率ではなく円の損失と清算条件で管理する

結論:レバレッジは少ない証拠金で大きな価格変動を負う仕組みで、規制上限や発注可能額は安全な倍率を示さない

口座表示の最大倍率ではなく、全建玉の時価総額を口座純資産で割った実効レバレッジを使います。損失、費用、証拠金引上げ、価格の飛びで純資産が減ると倍率は自動的に上がります。

取引額・証拠金・純資産を分ける

純資産50万円で合計200万円の建玉なら実効4倍です。必要証拠金が20万円でも、残り30万円は損失吸収と追加証拠金へ使う資金であり、損失上限ではありません。

値幅を円の損失へ直す

200万円の建玉が5%逆行すれば価格差損失は10万円で、純資産50万円に対して20%です。手数料、金利、貸株料、スプレッド、スワップ等を加えます。

損失で倍率が上がる経路を知る

建玉200万円のまま純資産が50万円から40万円へ減れば、実効倍率は4倍から5倍へ上がります。相場が逆行した後に同じ建玉を維持すること自体がリスク増加になります。

追証・ロスカットは商品ごとに読む

信用取引の追証、FX・CFDのロスカット、先物の証拠金不足は判定時点、計算式、期限、強制決済方法が違います。自動決済が指定価格や損失上限を保証するわけではありません。

価格の飛びと売買停止を試す

決算、災害、週末、流動性低下では逆指値を飛び越え、建玉を閉じられない場合があります。売建ての上昇損失、オプション売りの非線形損失等は単純な過去値幅だけで上限を置けません。

建玉間の相関と両建てを確認する

銘柄が違っても同じ指数・通貨・業種なら同時逆行し得ます。両建ては売買差、金利・貸株料、証拠金、解除順序が残り、損失を消す無料の方法ではありません。

会社基準より低い自主管理線を置く

許容損失額から数量を逆算し、会社の追証・強制決済より前に縮小する純資産・維持率を決めます。生活資金、納税資金、借入を追加入金源にせず、対応できない時間帯は建玉を持ちません。

レバレッジ管理の九手順

  1. 全建玉の時価総額を合算する。
  2. 口座純資産で実効倍率を出す。
  3. 値幅別損失を円で計算する。
  4. 全費用を保有日数で加える。
  5. 追証・清算条件を読む。
  6. ギャップ・停止を試す。
  7. 相関する建玉を合算する。
  8. 会社基準前の縮小線を決める。
  9. 不足金を負えなければ利用しない。

一次・公式情報

「レバレッジのリスク管理」の用語解説・関連サイト

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

・レバレッジ
レバレッジとは、梃子の原理を利用して小さな資金で大きな資金を動かすこと。

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