人生における今後の予定を具体的にイメージすることで、将来必要になる資金対策を早めに立てることができます。ライフプランとは人生設計のことです。
「子育て」「マイホーム」「老後」といった大きな課題もあります。また、独立起業をしたい!世界中を旅行したいというような個別の考え方もあるでしょう。
どのようなライフプランにせよ、それには裏付けとなる「お金」が必要になります。そのために考えておくのがマネーのライフプランです。
一人一人で人生の計画は違うものですが、まずは世代別のモデルケースを見てそれぞれの世代でどのようなお金が必要になるのか?を見ていきましょう。
将来のための自己投資や資金作りの時期といえるでしょう。まずは預貯金の習慣を身につけてしっかりとお金を貯められる体制を作ること。また、この時期は株投資などで資金を増やそうというよりも自己投資に励むというのも良いでしょう。また、結婚すると、家族単位のライフプランを考えるスタートとなります。
子供の養育や教育関係が中心となってきます。これにより将来の進学なども見据えた中長期の資金計画、家計管理の重要性が高まります。また、マイホーム購入を考えている場合はさらに資金プランを練り上げていく必要があります。
一般的には家計負担が最も重くなる時期です。教育費、住宅ローン返済などの家計負担が重くなるので、対策をしっかり立てていないと、家計が破綻するおそれもある時期です。一方で来るべき老後に備えた資金計画もスタートさせる必要があります。
子供が独立することで家計負担が大幅に軽減されます。まだ働いているのであれば収支が改善するので、それを活用して老後資金に割り当てる必要があります。退職後であれば健康・介護などについてもしっかりと自分の考えを持つ必要があります。資産形成が十分なケースでは相続対策も考える必要があります。