資産運用による利益と税金

資産運用をするということは投資をすることになります。投資をするということは利益を得ることにつながります。日本では利益が生じたら税金の支払い義務が生じてきます。そこでここでは資産運用に関する税金のまとめとそれで損をしないためのポイントを分かりやすく解説していきます。

資産運用(投資)と税金

資産運用(投資)で利益が生じた場合、日本では「所得税」と呼ばれる税金を支払う必要があります。所得とは、経費を除いた利益のことです。株の場合は、「売却代金-購入代金」が所得となります。もちろん、マイナスの場合は納税する義務がありません。

税金の仕組みは非常に分かりづらい上、制度が複数用意されていて、どっちを使ったほうがお得だった。というケースも実際にはあります。ここでは知らないと損をするような資産運用と税金の関係について分かりやすく説明をしていきます。
ちなみに、投資対象別の個別の注意点についてはそれぞれの投資の項目で解説します。

 

株式投資・投資信託の税金

株式投資や投資信託に関する税金制度について説明していきます。株や投資信託で儲けた時、利益に対して税金がかかります。儲けには大きく「値上がり益」と「配当金・分配金」の二種類があります。ここでは、これらの税金制度についてくわしくまとめていきます。

 

主婦・学生は「扶養」に注意

主婦や学生さんなどは一般的には世帯主と呼ばれる方の扶養に入っています。扶養とは養ってもらっているという意味で、世帯主は扶養者の数に応じて給料などにかかる税金に優遇を受けています。しかし資産運用で「所得」があると判断されてしまうと場合によっては世帯主の扶養から外れることもあるのです。主婦や学生さんはここをしっかりと読んでおいてください。

 

確定申告はすることで有利になる場合も

確定申告というものは税金を納めるためだけにやるものだと思ってはいませんか?投資においても、確定申告をすることは必ずしも税金を納めるためだけでなく、損失を次年度以降に繰り延べしたり、複数の投資をしている場合はそれぞれの所得を合算できたりします。ここでは、投資において確定申告をする事でお得なケースを徹底解説します。

 

「資産運用による利益と税金」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

所得税とは
所得に対して担税力を見出して課税する税金の一種。

資産運用の基礎知識

金融・経済の基礎
資産運用の基礎では、資産運用とは何なのか?また、資産運用において押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
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資産運用の始め方では、資産運用の心構えや投資の基本。投資に関するスタンスなどを紹介。
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投資の基礎・考え方では、今後始める「投資」について、投資の意義や投資全般について押さえておきたい項目などを解説。
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資産運用を始める上でぜひ理解しておきたい制度上・税務上の注意点などを紹介します。