例えば、あるメーカーで働くAさんがいるとします。Aさんは働くことで「給料」を貰い、その給料で「物を買い」、小売店は販売した代金でまた商品を仕入れたり、家族を養ったりします。そして、その代金を受け取った卸は利ざやを抜いて代金をメーカーに支払い、メーカーはその代金の一部を給料としてAさんに渡す。
実際の私たちの社会はもっと複雑ですが、こうした活動自体が「経済」なのです。ただ、ここで一つだけ考えて欲しいことがあります。この経済にもし「お金」が無かったらどうでしょうか?お給料がモノで支給され、そのモノと欲しい別の何かモノを交換する、これでは順調に経済は回りません。つまり、経済という私たちの生活活動の潤滑油がお金であり、その流れを作り出すものが「金融」なのです。
良く、景気が良い、景気が悪い、景気の見通しは・・・。などと語られることが多い「景気」。経済と密接なつながりがあることは分かりますが、具体的に景気というのは一体どういうもので、何が景気の良し悪しに対して影響を与えているのでしょうか?
>>景気って何?
経済成長とはある一地方(例えば日本)において経済の規模がどれだけ成長しているのか?ということを意味します。つまり換言すると、GDP(国内総生産)がどれだけ伸びているかが経済成長の割合ということになります。ここでは、経済成長とは何かを分かりやすく見ていきます。
>>経済成長って何?