世の中には非常にたくさんの投資信託があります。しかしながら、その中で投資価値があるものは本当に限られています。ここでは管理人が推奨するお勧めの投資信託・ETFの紹介となぜそれをチョイスしたのかを説明していきます。
私は投資信託については「」でも説明している通り、インデックスファンドを勧めています。それは手数料コストが安いというのと、ポートフォリオを組む時に、目的を絞りやすいからです。
具体的に投資信託を買う時には、アセットアロケーション(資産配分)をどうするかを考える必要がありますが、基本的にリスクマネーは「国内株」「海外株」の2つに分散すれば十分と言えるでしょう。
そう考えたとき、日本の株価指数に対するインデックスファンドと世界株式に対するインデックスファンドを持つという形にできれば、まずまずのポートフォリオが出来上がります。
具体的なファンド選びは「信託報酬(運用にかかる経費)」の大きさです。これはファンド運用のためにかかる諸経費であり、これが低いほど投資家にとっては有利です。
同じ投資信託でも運用会社によって全く異なる場合もありますので注意が必要です。
また、購入時の手数料も重要です。購入時の手数料について当ページで紹介するファンドの多くは「ノーロード(販売手数料無料)」で購入できるものが中心です。
ただし、投資信託の手数料は証券会社によって異なります。「投資信託と販売会社(証券会社)選び」などで紹介してるネット証券であればほぼノーロードで購入できるはずです。
(ETFについては株式売買と同じ手数料がかかります)
日本株式に連動するインデックスファンドです。主な指数としては「日経225」「TOPIX」が代表的です。2014年からは新指標となる「JPX400」なども人気です。
・TOPIX連動型上場投資信託(ETF)
TOPIX(東証株価指数)に連動するETFでその中でも売買高、規模が最大です。
・eMAXIS JPX日経400インデックス(オープン投資信託)
高ROE企業に注目した新株価指数JPX400をベンチマークとするインデックスファンドです。信託報酬は0.432%
外国株式(世界株式)をベンチマークとするインデックスファンドです。全世界をカバーするもの、先進国のみ、新興国のみなどいくつか種類があります。
・SMTグローバル株式インデックスオープン(オープン投資信託)
MSCIコクサイ(日本を除く先進国株価指数)に連動させたインデックスファンドです。MSCIコクサイは外国株運用のベンチマークとして高い人気のあるファンドです。信託報酬は0.540%
・eMAXIS先進国株式インデックス(オープン投資信託)
SMTと同じMSCIコクサイをベンチマークとするインデックスファンドです。ネット証券専用のファンドとなっています。信託報酬は0.648%
・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(海外ETF)
外国株式に投資する最も低コストなETFがこのバンガードです。信託報酬(経費率)は0.19%。SMTグローバル株式インデックスと比較しても相当安いことが分かります。ただし、取引は米ドル建て。ネット証券で購入する場合でも外国株式扱いになるため売買にかかる手数料が多少割高となります。まとまった資金で外国株に投資をしたいという場合はお勧めです。
売買をより機動的に行えるという点ではETFの方に分があります。
一方でETFの場合は最低売買単位がそれなりに高くなっています。そのため、積立投資で毎月投信積み立てをするというケースやドルコスト平均法を活かした運用という点には向かないという点がデメリットといえます。
ある程度まとまったお金を投資するならETF、毎月コツコツ貯めていくというのであれば、一般の投資信託をチョイスするのが賢いのではないでしょうか。
SBI証券 投資信託の取り扱い数が多い。さらに、投信マイレージサービスというポイントサービスがあり、投資信託を購入、保有するだけでポイントが貯まるユニークな特典付き。実施的な信託報酬の値引きになり投資信託のコストが安くなります。 |
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