安定運用か積極運用か?

投資信託選びをする第1に運用自体の安定性(安全性)をどの程度にしたいのか?というものが一つ目のポイントとなります。絶対的な安全性というものは投資信託ありませんが、中でも安定性の高いものから、株式投資よりもハイリスクなものまで多数あります。まずは自分の運用方針を考えましょう。

あなたが取れるリスクの大きさを考えよう

まず、1番目に投資信託を選ぶ際のポイントとしてどの程度のリスクを取れるのか?ということが挙げられます。投資信託という投資は投下した資金の一部が失われてしまうかもしれないという投資なのです(投資信託以外の投資も同じですが)。
特に投資信託の場合は、運用する対象によってリスクも大きく変わってくるため特に真剣に考えましょう。

第1に、運用期間が長いほどとることができるリスクの量は大きいといわれています。短期的なリスクの大きさは運用期間が長期化するほど平準化されるためです。対して、投資期間が短い場合はどうしても小さいリスクしかとることができません。ここの長期とは数年単位と考えてください。

第2に、資金の目的別に考えましょう。例えば、1000万円の預金があるとして、そのうちの600万円は直近5年以内に使途が決まっており、残りの400万円については使途がない余剰資金だとします。
この場合、600万円は「ほとんど減らしてはいけない資金」ということになり、残りの400万円分は「ある程度リスクにさらしてもOKな資金」ということになります。

以上から、リスクが取れる資金と取れない資金をしっかりと分けて考えましょう。中でも、リスクが取れない資金の場合は以下のような低リスクな投資信託を選ぶようにしましょう。

 

低リスクな投資信託

・MRF・MMFなどの公社債投資信託
・国内の債券中心に投資をする投資信託など

 

しかしながら、低リスクな投資信託についてはどうしても収益性が低いです。債券中心だと預金金利には勝つかもしれないけど・・・。といった程度です。
人によってリスクをとれる範囲は異なるとは思いますが、ある程度はリスクのある株式への投資信託を選択するべきだと思います。

 

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「投資信託の選び方」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

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