外貨預金をする上でおさえたいポイントは「為替レートがリアルタイム・24時間可能」「手数料が安い」「信頼性がある」という三つの条件を満たす銀行です。ここでは、都市銀行やネット銀行などを中心に外貨預金にお勧めな銀行を比較していきます。
以下では、それぞれのネット銀行(ネット銀行)、都市銀行などの外貨預金に関する取引条件を比較した表です。基本的には、リアルタイム取引ができ、24時間取引可能、またできるだけ手数料が安いというのが重要な条件です。
要するに為替レートはしっかりとリアルタイムに動くのか?という事です。為替は値動きがあるものですから、リアルタイムレートを提示しない銀行というのは基本的に、多少変動したところで外貨預金で損をしないだけの手数料を抜いているということになります。
これは必須事項です。「外国為替とは何か?」でも説明しているとおり為替レートはニューヨーク時間やロンドン時間にも動きます。この時、「取引時間終了です」で売買できないのは致命的です。売買するしないというのと「売買ができる」「できない」には大きな違いがあります。投資目的で外貨預金で銀行を比較する場合には24時間取引きが可能であることは最低必須条件です。
投資において手数料コストは利益を出せるかどうかの基本です。特に銀行の為替コストは外貨MMFやFX取引などと比較して一般的に高いといわれています。例えば株式投資の場合手数料は通常0.1%以下です。為替の場合、今米ドルは1ドル90円程度ですので、都市銀行の片道1円の手数料ならなんと手数料1.1%と10倍以上です。
最近では、住信SBIネット銀行(手数料がわずか片道9銭)のようにネット銀行系を中心にローコストでの外貨預金も可能になっていますので、そうした銀行を選びましょう。
最後は積立預金(積立外貨預金)ができるかどうか?というのは大きなポイントといえます。外貨のような商品は価格変動があるため、毎月定額を購入するという「ドルコスト平均法」による投資に適しています。
特に外貨預金の目的が「通貨分散」という場合は一度にたくさん投資をするよりも時間を分散する方がリスク分散となります。毎月外貨を買うという方法もありますが、積立ができる方が手間もかからず安心です。
住信SBIネット銀行 外貨預金における「手数料」において他行を圧倒する手数料にて提供しています。大手都銀と比較すると1/10以下の低コストで外貨預金サービスを提供しています。 |
為替レート |
取引時間 |
手数料(片道) |
積立外貨預金 |
|
住信SBIネット銀行 | リアルタイム |
ほぼ24時間 |
9銭 |
|
ソニー銀行 | リアルタイム |
ほぼ24時間 |
15銭 |
|
auじぶん銀行 | リアルタイム |
ほぼ24時間 |
25銭 |
|
楽天銀行 | リアルタイム |
ほぼ24時間 |
25銭 |
|
SBI新生銀行 | リアルタイム |
ほぼ24時間 |
25-50銭 |
|
三菱UFJ銀行 | 1日1回 |
営業時間内 |
1円 |
|
三井住友 | 30分更新 |
営業時間内 |
50銭 |
|
みずほ銀行 | 1日1回 |
営業時間内 |
1円 |
|
備考)外貨預金金利は外貨定期預金(預け入れ期間1年)を参照しています。最新の金利情報を心がけておりますが、経済情勢などによって変動している場合もありますので、必ず各銀行の公式ホームページ等で金利・手数料は再度ご確認下さい。 |
都市銀行等において為替レートの更新が1日1回という場合でも為替レートが大きく変動した場合は、再公示することがあります。
投機と思われがちなFXですが、スワップポイントの金利差を利用して両建てを利用することで利益を生み出すことができる場合があります。現在はライトFXを利用することで1社で両建てプラススワップ化が可能です。中~上級者向けではありますが、こうした低リスク運用もFXならではですね。 |
|
米国株投資をしている人が活用したいのがSBI証券FXの外貨の現引き。FXの低コストで米ドルなどを現引きすることができ米国株や米国ETFの投資に使うことができます。米国株取引コストの中でも高い為替コストを限りなく安くできる強い方法です。 | |
FX事業者の「マネーパートナーズ」では毎週月曜日に200円分のデジタルギフトを提供するキャンペーンを実施しています。簡単な取引で条件達成できますので、これを利用すれば年間で1万円相当のデジタルギフトを獲得できます。結構おいしい案件です。 |
|
海外旅行のために外貨を積立している人はポイントも一つ考えてみましょう。現在ハワイではdポイントとPontaポイントが1ドル=100円相当で使えます。実際のレートと乖離したバグ状態。ハワイ旅行に行く人は外貨を貯めるよりdポイント(Pontaポイント)を貯める方がお得 |
ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。
・外貨預金金利ランキング (ネット銀行徹底比較
)
外貨預金(外貨定期預金)の金利を徹底比較
・外貨預金で銀行を徹底比較
銀行(外貨預金)を上手に活用して資産運用していきましょう!