FX業者の比較をしようと思ったら、手数料とスプレッドという二つのコストがあるみたいですが、なぜこれらを分ける必要があるのでしょうか?
最近では手数料無料のFX取引業者増えてきました。
・手数料
売買による業者の利益分。また、取引所FX(くりっく365・大証FX)の場合は取引所に支払う取引手数料という意味があります。そのため、取引所FXの場合、手数料ゼロ円というのはまずありません。
・スプレッド
売買による業者の利益。ただし、このスプレッドは取引業者がカバー先の銀行などに対しても同様に存在しており、相場が急変している際や取引量が少ない時間帯はスプレッドも変動します。そのため、このスプレッドは「実勢」+「業者の利益」となっていることが多いのです。(なぜスプレッドが変動するかについては「スプレッドが変動する理由」をご参照下さい)
手数料とスプレッドを分けている理由は上の二つの通り、手数料の場合は「業者+取引所」、スプレッドの場合は「業者+カバー先」というように別々の場所に対して支払うものだからです。手数料無料のFX取引業者がいるのは、取引所FXでない店頭FX業者の場合は、スプレッド手数料だけで十分にやっていけると判断しているからでしょう。
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