取引しているFX取引業者では、損失(証拠金率の低下)が一定以上になった場合は自動的にロスカットされるサービスがあります。この仕組みがあれば基本的に、投資額(証拠金として預けている資金)以上の損はしないものなのでしょうか?
FX取引の場合、リスクを限定するための多くの取引業者が「自動ロスカット」の基準を定めています。自動ロスカットの基準は様々ですが、例えば、証拠金率が○%以下になったら、発動というようになっています。
仮に、自動ロスカットの発動基準が証拠金率10%を割った場合になっているとしましょう。
証拠金として100万円を預けておき、「1ドル100円で5万通貨(500万円)の買い」の投資をした場合の証拠金率は100÷500=20%ということになります。
その後、為替レートが1ドル90円にまで進んだとします。この場合、損失が生じます。損失額=(90-100)×5万ドル=50万円となります。FX取引の場合の含み損は証拠金から差し引かれて証拠金率が計算されます(詳しくは「証拠金維持率の計算方法」などをご参照下さい。リンク先は信用取引ですが、同じ方法で計算されます。)
つまり、この場合は証拠金が100万円から損失分の50万円を差し引いた50万円になります。ポジションの大きさは変わりません(500万円)なので、この時の証拠金率は50÷500=10%にまで減少してしまいます。
この場合、自動ロスカットが発動して、建て玉を強制決済しますので、現在の為替レートである1ドル90円で決済されます。当然50万円の損失は発生しますが、そこで損切りをすることができるのです。
自動ロスカットは上記の仕組みになっているので、質問者様のおっしゃるとおり、投資額以上の損失がでることはありません。しかしながら、高いレバレッジで取引している場合や為替レートが激変した場合には必ずしもこうなるわけではありません。
例えば、レバレッジ200倍で取り引きをしていた場合、0.1%の為替レートの変動で、その200倍=20%もの元本変動が起こるわけです。ここまで大きいレバレッジの場合、一気に為替レートが0.5%変動するような場合には、預けている金額の100%が失われるわけです。つまり0.6%以上急変した場合には投資額以上の損失が発生します。
また、レバレッジが低い場合でも、為替レートが一気に数%以上変動するような場合には、自動ロスカットが間に合わない場合もあります。
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