まずは外貨MMFのメリットとデメリットについて説明していきます。外貨MMFとは聞きなれない言葉かもしれませんが、全体的に外貨MMFは外貨預金よりも優れています。ここでは、外貨MMFのメリットやデメリットについて他の外貨投資商品と比較して解説します。
まず、外貨預金は、他の外貨投資の手段と比較してもかなり有利です。
外貨MMFは公社債投資信託と呼ばれる投資信託の一種です。投資信託なのですが、極めて健全性が高い発行体の極めて期限の短いものに投資をしていますので、非常に安定性は高いです。
税制上の優遇は、外貨MMFの売買による「為替差益」の部分です。外貨預金の場合、総合課税(15~50%)、外国為替証拠金取引の場合は総合課税または申告分離課税(20%)となっていますが、外貨MMFの場合はこの部分が「非課税」となっています。
ただし、ソニーバンク(ソニー銀行)などの外貨MMFは外貨預金を経由しての投資となるため、外貨MMF投資でも外貨預金としての税金がかかります。(詳しくは「ソニーバンクの外貨MMFは不利?」「気をつけたい銀行での外貨MMF」などで解説されています)
外貨預金の場合、取引金融機関が破綻すると外貨預金はペイオフ対象外のため、ケースによっては元本が戻ってこないリスクがあります。一方で外貨MMFの場合預けているのはあくまでも投資信託の一種であるので、外貨MMFは分別管理(証券会社の試算とは区別して管理)されています。そのため、取引金融機関(証券会社)が破綻した場合でも外貨MMFは別の証券会社に移して取引することができます。
一部の証券会社では、外貨MMFを外貨そのものと同じように、外貨MMFを外貨建ての株式や債券などに投資できる仕組みを持っているところもあります。この場合、外国株などに投資をする場合、わざわざ円に戻さなくても、外貨のまま投資ができるというメリットがあります。
一方で外貨MMFのデメリットとしては、おおきく「投資信託であるため、投資先によっては元本を割れる運用が行われるリスクがある」ということが挙げられます。
外貨MMFは極めて安全性の高い債券に投資しています。しかし、投資対象が債券ですので、万が一債券の発行元がデフォルトを起こした場合、場合によっては外貨MMFの元本が割れてしまうという恐れがあります。ちなみに、外貨MMFは日本で設定されてから一度も外貨ベースでの元本割れを起こしたことはありません。
カブドットコム証券 外貨MMF取り扱い通貨数:6通貨 |
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楽天証券 外貨MMF取り扱い通貨数:6通貨 |
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マネックス証券 外貨MMF取り扱い通貨数:3通貨 |
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