外貨MMFの手数料・コスト

外貨MMFは証券会社で売買する投資信託の一種です。投資信託だから色々と手数料がかかると思われるかもしれませんが、実は外貨MMFの手数料体系は結構シンプルで分かりやすいです。また、手数料自体も決して高くはありません。

外貨MMFにかかる手数料

外貨MMFには以下のような手数料がかかります。

・販売手数料
外貨MMFにおける販売手数料は無料となっています。ノーロードファンドです。
>>販売手数料とは

・信託報酬
信託財産留保額は必要です。ただし、毎日純資産から控除されており、外貨MMFの利回り自体が予めそれを指しい引いたものになっているので、実質上この手数料を意識する必要はありません。また、投資する証券会社間による違いはほとんどありません。
>>信託報酬とは

・信託財産留保額
信託財産留保額の設定はありません。解約時のコストはかかりません。
>>信託財産留保額とは

・為替手数料
外貨MMFにおける為替手数料がかかります。手数料は販売している証券会社によって異なります。為替手数料は往復で必要になります。つまり、外貨MMF購入時とその外貨MMFを円に戻すときです。

要するに、外貨MMFでかかる手数料として投資家が意識するのは為替手数料のみということになります。為替手数料については、各証券会社によって差がありますが、片道で25銭~50銭といったところです。
証券会社別の詳しい比較については「外貨MMFにオススメな証券会社を比較」をご覧下さい。

 

外貨MMF投資にオススメな証券会社

カブドットコム証券

外貨MMF取り扱い通貨数:6通貨
外貨MMF為替手数料:20銭(片道・米ドルMMF)
外国株・外債投資への充当:不可
積立投資:可能
>>カブドットコム証券詳細情報

楽天証券

外貨MMF取り扱い通貨数:6通貨
外貨MMF為替手数料:25銭(片道・米ドルMMF)
外国株・外債投資への充当:可
>>楽天証券詳細情報

マネックス証券

外貨MMF取り扱い通貨数:3通貨
外貨MMF為替手数料:25銭(片道・米ドルMMF)
外国株・外債投資への充当:可
>>マネックス証券詳細情報

外貨を利用した資産運用的なお得な活用法

投機と思われがちなFXですが、スワップポイントの金利差を利用して両建てを利用することで利益を生み出すことができる場合があります。現在はライトFXを利用することで1社で両建てプラススワップ化が可能です。中~上級者向けではありますが、こうした低リスク運用もFXならではですね。

米国株投資をしている人が活用したいのがSBI証券FXの外貨の現引き。FXの低コストで米ドルなどを現引きすることができ米国株や米国ETFの投資に使うことができます。米国株取引コストの中でも高い為替コストを限りなく安くできる強い方法です。

FX事業者の「マネーパートナーズ」では毎週月曜日に200円分のデジタルギフトを提供するキャンペーンを実施しています。簡単な取引で条件達成できますので、これを利用すれば年間で1万円相当のデジタルギフトを獲得できます。結構おいしい案件です。

海外旅行のために外貨を積立している人はポイントも一つ考えてみましょう。現在ハワイではdポイントとPontaポイントが1ドル=100円相当で使えます。実際のレートと乖離したバグ状態。ハワイ旅行に行く人は外貨を貯めるよりdポイント(Pontaポイント)を貯める方がお得

 

「外貨MMFのメリット・デメリット」の用語解説・関連サイト

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

総合課税
申告分離課税

外貨預金・外貨MMF・FXを徹底比較 (外国為替投資ガイド
外国為替投資商品の比較では、外国為替投資として利用される主な金融商品についてそれぞれの特徴やリスクなどをそれぞれわかりやすく比較していきます。

外貨投資講座

外貨投資の基礎知識
外貨投資の基礎では、外貨投資の特徴やメリットやリスク、どのような取引方法があるのかを分かりやすく解説していきます。
外貨預金講座
外貨投資の一つである外貨預金の始め方、外貨預金を始めるにあたってのポイントなどを解説します。
外貨MMF講座
証券会社での外貨預金として使われることが多い、外貨MMFについてそのメリットを分かりやすく紹介。
FX取引講座
個人投資家の間で人気急上昇中の外貨投資である「FX(外国為替証拠金取引)」を徹底解説。
その他外貨投資
単純な外貨ではなく、外貨+アルファの投資となる外債投資、外国ファンド、外国株投資を徹底比較