人民元(CNY)

人民元は中華人民共和国の法定通貨です。固定相場を採用しており2005年にドルペッグ制から通貨バスケット方式となり通貨の切り上げが行われました。外貨預金や外貨MMFでの取り扱いはありませんが、FXではごく一部の取引業者で売買が可能です。

2012年に中国人民元の外貨預金が解禁されました。
SBI新生銀行auじぶん銀行などの銀行で中国人民元建ての預金が可能となっています。

人民元の単位と基本

人民元の単位は「元」と補助単位は角、分で、1元=10角=100分になる。

通貨の発行:中国人民銀行

 

為替レート変動の特徴

為替レートは原則として固定相場制を採用しています。
2005年までは「ドルペッグ制」、それ以後は「通貨バスケット方式」を採用し、その際に通貨の切り上げが行われました。2010年現在さらに通貨を切り上げるように米中間での協議が行われています。

2012年には人民元建ての預金が解放されています。下記の外国銀行で人民元建ての預金が可能なほか、2012年後半からは日本のネット銀行や都市銀行などでも人民元建ての預金が可能になりました。

外貨を利用した資産運用的なお得な活用法

投機と思われがちなFXですが、スワップポイントの金利差を利用して両建てを利用することで利益を生み出すことができる場合があります。現在はライトFXを利用することで1社で両建てプラススワップ化が可能です。中~上級者向けではありますが、こうした低リスク運用もFXならではですね。

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人民元」の用語解説・関連サイト

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

外貨準備高とは
各国の中央銀行(日銀)や政府の金融当局(金融庁)などが保持している自国通貨以外の外貨の量のこと。

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