振込手数料とお得な節約術

銀行間でお金を「振込」するときにかかる手数料です。一般的には自行間(同一支店間・同一銀行間)と他行間(他の銀行同士)とで手数料が異なります。また、一般的に3万円未満(以上)かで手数料が異なるケースも多いです。手数料の高さは一般的に窓口>ATM>オンラインバンキングの順で安くなります。

振込手数料とは?

振込手数料は銀行を自分の口座や他人の口座に移すときにかかる手数料です。

大きく下記のような形で手数料が分けられることが多いです。下記よりももっと大雑把な区分にしている銀行もあります。

  3万円未満 3万円以上
自行間(同一支店内) ○○円 ○○円
自行間(他支店間) ○○円 ○○円
他行間(別々の銀行間) ○○円 ○○円

さらに、振込の方法によって差があり、

窓口で専用用紙を使って振込・・・1番高い
ATMを使って画面操作で振込・・・2番目に高い
インターネットを使ってオンラインバンキングで振込・・・1番安い

という形になっています。

 

原則としてオンラインバンキングで振込をしよう!

上記で書いたとおり、一番振込手数料が安い振込方法は「オンラインバンキング」です。ですから、基本的にはインターネットを使って振込をするようにするとお得です。
最近では、スマートフォンなども普及していますので、自宅にパソコンがない場合でもスマホ経由のWEBサイトやアプリなどを使っても振込が可能です。
(もちろん、従来の携帯電話を使っても可能です)

窓口振込などは手数料が高いだけなので、基本的にはオンラインバンキングを最優先で使うようにします。

 

振込手数料が無料になる銀行も活用しよう

振込手数料を節約するための一番の方法は「無料にすること」です。

最近では、ネット銀行を中心に振込手数料を無料(一定回数)とする銀行が増えています。月に何十回も振込をするという場合はさすがに無料にできませんが、普通の人は振込をしても月に数回というレベルかと思います。

その程度であれば、ネット銀行等の振込手数料無料回数を活用することで手数料をお得に節約できます。

住信SBIネット銀行
>>月間3回までは無条件に振込手数料が無料に。

SBI新生銀行
>>月間1回~10回までは振込手数料が無料。回数は預金残高等に応じて決定(最低1回)

楽天銀行
>>給与振込口座などの設定をしておけば月に数回が無料に。

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「ATM利用手数料とお得な節約術」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

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