定期預金

貯金で運用といえば「定期預金」。一定期間おろせない代わりに高い金利がつく預金。

定期預金とは予め定めた一定の定期期間の間、自由な払い出しができない預金です。銀行の預金商品において収益性がある最もポピュラーな預金となっています。預金金利は定期預金の期間が長くなるほど高くなるのが一般的です。

定期預金の特徴・メリット・デメリット

定期預金のメリットは、その運用性です。普通預金と比較してより有利な条件で運用することが可能となっています。また、他の株式や投資信託等の資産運用商品と比較して、低リスク・低リターンではあるものの確実な運用が可能となっています。
当然ペイオフ(預金保険制度)の対象商品となっており、元本保証商品の一つです。

一方のデメリットとしては、流動性の低さです。定期預金は満期まで、払い戻しをしないことを条件に高金利で預金をしています。そのため、基本的には期中での払い戻しができません。ただし、絶対に不可というわけではなく、当該期間の預金金利がペナルティ金利となっても良いのであれば途中解約することができます。

※ペナルティ金利(中途解約利率)
定期預金等の満期商品を途中解約した際に適用される金利で、通常は普通預金の金利よりも低くなります。

 

定期預金にしておくことがオススメの運用資産

定期預金にしておくことがオススメの資金性質としては、しばらく使うことがない予定の資金で、確実に残さなければならない資金に適しています。多少のリスクをかけてでもという場合には、高いリターンは見込めませんので、株式投資外貨投資投資信託なども考えてみましょう。

  1. 直近使用する予定のない資金で確実に減らせない資金

 

定期預金金利の高い銀行・ネット銀行ランキング・比較

定期預金について預金金利の高い銀行をランキング。(2013年8月現在)

1位:住信SBIネット銀行
定期預金金利(1年):0.26%

2位:楽天銀行(イーバンク銀行)
定期預金金利(1年):0.25%

3位:ソニー銀行
定期預金金利(1年):0.20%

4位:PayPay銀行
定期預金金利(1年):0.100%

 

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「定期預金」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

定期預金とは
一定期間預け入れが行われている預金のこと。あらかじめ定めた期間銀行に預けておくことで普通預金よりも高い金利を預金者は得ることができる。

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