預金のなかでも期日の指定がある定期預金や定期貯金などの商品には「満期」というものが設定されています。定期預金等が満期になった場合の取り扱いや、その後の手続き方法などについてまとめていきます。
定期預金が満期になる場合、大きく「自動継続」と「自動解約」という2種類に分かれています。これは預金時に決めておきます。
自動継続は定期預金が満期になったら、もう一度同じ期間の定期預金に満期のお金を入れておくというものです。一方の、自動解約は満期になったら、一度普通預金口座に払い戻しをするという扱いになります(総合口座の場合)
なお、自動継続を選択している場合、事前に手続きをしないと再度預金が定期預金に入ってしまうので、事前に解約したい旨を銀行側に伝えておく必要があります。
なお、自動継続には大きく「元利継続」と「元金継続」の2種類が要されているのでその点もご注意ください。
定期預金として預けていた元金に加えて、その預金で得られた利息部分も同時に新しい預金に入れる形になります。複利効果を得ることができます。
定期預金・定期貯金として預けていた元金部分だけを再度定期に入れるという方法。利息部分は普通預金へと払い戻されます。