比例配分とは、簡単に説明すると、一旦その日のストップ高、ストップ安の値段で取引を成立させるというもの。買いが1万株に対して売りが10万株の場合、需給のバランスが崩れているため、通常の板寄せ方式では、価格を決定することができないため、上記の場合、売りに対して買いを比例的に配分するという形になります。
例えば、1000万株の成行の買い注文がでており、ストップ高に張り付いている状態で、売り注文がストップ高価格で10万株しか出ていない場合、全ての買い注文をこなすだけの売りがありません。(単位株数は1000株とする)
この場合、ストップ高比例配分という措置がとられます。ストップ高比例配分とは、1000万株に対する10万株の注文を比例的に配分するというものです。
ただし、上記の場合買い1000に対して売り10なので、1%、つまり1000株の買い注文を出していれば10株成立するというものではありません。以下で定めるルールによって配分されます。
比例配分の仕組みは大きく「証券取引所のしくみ・ルール」と「会員証券会社のしくみ・ルール」の二つに分類されます。
証券取引所では、比例配分となる場合それぞれの会員証券会社にまずは1単位ずつを配分していきます。これは注文の数量に関係なく1単位ずつ配れれます。仮に10の会員証券会社がある場合は、1000株×10社=1万株が配分されます。
これが5回繰りかえされます。つまり、各会員証券会社は5000株ずつの配分を受けるわけです。途中でなくなった場合には、そこで終了です。
例の場合は10万株ですから、この場合5万株が各証券会社に配分されます。
そして、残りの5万株については、各証券会社から出されている買い注文の割合に応じて配分されます。
会員証券会社では、そうして証券取引所から配分を受けた株式を自社のルールに従って買い注文を出している投資家に分配します。
時間優先の原則を採用する会社が多いです。つまり、早い時間帯に注文を出した投資家に配分するというものです。しかしながら会社によっては、抽選としているところもあるようです。
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