単元未満株取引とは、1単元に満たない株数で株を売買できる取引です。通常株式は企業が定めた1単元という取引単位でしか取引できません。1単元を1000株としている会社の場合1000株単位でしか株が買えません。しかし、単元未満株取引ができる証券会社の場合は単元未満でも株が売買できるので、小額投資などに最適です。
単元株とは、株式の単位で株主総会における1票にカウントされる株数の事です。現在証券取引所における株式の売買はこの単元株を1単位として売買されます。
単元株は会社によって1株~1000株となっています。
例えば、株価が500円で、単元株が1000株の会社の場合、最低売買単位は50万円ということになります(1000×@500)。
ただ、この価格だと金額が大きいという方のために証券会社が用意しているサービスに、単元未満株取引というものがあります。単元未満株取引とはその名前の通り、単元株以下の株数で取引ができるというものです。一般には1株単位での売買が可能です。
メリットとしては「小額での取引ができる」ということです。一方のデメリットは「金額が小額となることから手数料がその分高くなる」ということが挙げられます。
例えば、1回の取引手数料が200円の場合、先ほどの例「株価が500円で、単元株が1000株の会社」の株を買う場合、1単元の場合は50万円に対する200円(手数料率0.04%)となるのに対して、単元未満株取引で50株を買った場合、500×@100=50,000円。これに対して200円の手数料なので手数料率はなんと0.4%にまで上がってしまいます。
そのため、単元未満株取引ができるからといって、あまりにも小さい株数で株を売買すると手数料の占める割合が大きくなって非効率になることがあります。
マネックス証券:ワン株 売買手数料:0.525%(最低50円) |
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カブドットコム証券:プチ株 売買手数料:0.7%(最低105円) |
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SBI証券:S株 売買手数料:0.525%(最低52円) |
まだ、口座がないのであればSBI証券か楽天証券のどちらかを選んでおけばまず問題ありません。どちらも総合力は高いし、サービスも基本的に揃っているからです。そこから目的に応じて+αで証券口座を作っていけばよいだけです。
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・SBI証券
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参考:今がお得なポイントサイト案件、キャンペーンのまとめ
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ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。
・単元株とは
一定の株数を1単元として、その1単元に対して議決権の行使を認める制度のこと。通常の株取引においては1単元単位での取引が行われる。
・単元未満株取引でネット証券比較
来のミニ株(株式ミニ投資)よりも自由度が高い上、さらにローコストでの取引が可能になっています。