MMF(マネーマネジメントファンド)。公社債投資信託の中では、MRFと同様にごく短期の公社債に対して投資をする投資信託の一つ。MRFと異なる点は運用対象の公社債の期間がわずかに長くなっている点。その分、分配金(利回り)はMRFより高い。一方で、購入から1ヵ月以内の解約ができず、1ヵ月以内の解約にはペナルティが発生する。
MMFとは、証券会社における「定期預金」のようなもの。同じ公社債投信であるMRFよりも利回りを重視した設計となっています。
そのため、MRFよりはややリスクをとった投資となっている点に加えて、MRFであれば即日可能であった解約についても最低30日は解約できないようになっています。(ただし、信託財産留保額として1万口に付き10円(およそ0.1%)の手数料を払えば解約可能)
ただし、30日たったあとであればいつでも解約可能です。利回り(金利)が銀行の定期預金よりも高いことが多いというメリットがあります。
MMFは証券会社の定期預金と書いているように、運用における収益性よりも元本の安定性に主を置いています。ただし、過去に一度日興証券が運用するMMFが米国でエンロンという会社が破綻した際にごくわずかな元本割れをおこしています。
その後はさらに運用基準が厳しくなっており、以後は元本割れは出ておらず2009年にリーマンショック及びその後の世界経済の大きな変化の中でも元本割れは起きていません。
この辺りが心配だという方は金利(収益性)ではややMMFに劣りますが「MRF」の方が安全性は高い運用がされています。
MMFは超短期の公社債に対して投資をしている投資信託(公社債投信)です。そのため、金利として「分配金」が支払われます。ただし、銀行の普通預金や定期預金のような「確定利回り」ではなく、実際にあがった収益分が支払われます。
過去の状況から見ると銀行の定期預金金利よりは高い利回り(金利)をあげています。
1ヶ月経てばいつでも現金化できるという点も定期預金より魅力的です。
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