外貨預金で人民元は買えるの?

中国の人民元(通貨)に興味があります。銀行で人民元の外貨預金ができると聞いたのですが、どの銀行の外貨預金で人民元建てで預金することはできるのでしょうか?

回答:人民元の場合はリスクも高いので気をつけてください。

人民元を外貨預金として預金できる日本国内の銀行はありません。
2011年から「auじぶん銀行」で受け付けが可能となっています。また、2012年には「SBI新生銀行」でも受付を開始するということです。
(関連:人民元(CNY)とは

おそらく外貨預金ではなく、外国銀行での預金だと思います。つまり、中国(中華人民共和国)にある現地の銀行という意味です。
現在のところ日本に支店のある外国銀行で人民元を預金できるのは以下の銀行です。

・中國銀行(日本の地方銀行「中国銀行」とは異なります)
・HSBC(香港上海銀行)

上記では、人民元建ての預金ができます。ただし、HSBCの場合は預かり資産額1000万円以上の富裕層限定のサービスとなっています。

かなり規制の多い預金である上、中国政府による方針転換などによる政治的なリスクを抱えているという点に注意が必要です。

外貨預金にお勧めのネット銀行

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行の外貨預金は取り扱い通貨数の豊富さと手数料の安さ(片道20銭)が魅力です。さらに、24時間インターネットを通じて、リアルタイムの為替レートで取引できるという点が大きな魅力です。
>>住信SBIネット銀行詳細ページ

楽天銀行

楽天銀行は7通貨の取り扱いが可能。為替手数料も片道25銭と格安です。また、外貨預金の購入や保有で楽天市場で利用できる「楽天スーパーポイント」がたまるようになっているので、非常にお得です。
>>楽天銀行詳細ページ

外貨を利用した資産運用的なお得な活用法

投機と思われがちなFXですが、スワップポイントの金利差を利用して両建てを利用することで利益を生み出すことができる場合があります。現在はライトFXを利用することで1社で両建てプラススワップ化が可能です。中~上級者向けではありますが、こうした低リスク運用もFXならではですね。

米国株投資をしている人が活用したいのがSBI証券FXの外貨の現引き。FXの低コストで米ドルなどを現引きすることができ米国株や米国ETFの投資に使うことができます。米国株取引コストの中でも高い為替コストを限りなく安くできる強い方法です。

FX事業者の「マネーパートナーズ」では毎週月曜日に200円分のデジタルギフトを提供するキャンペーンを実施しています。簡単な取引で条件達成できますので、これを利用すれば年間で1万円相当のデジタルギフトを獲得できます。結構おいしい案件です。

海外旅行のために外貨を積立している人はポイントも一つ考えてみましょう。現在ハワイではdポイントとPontaポイントが1ドル=100円相当で使えます。実際のレートと乖離したバグ状態。ハワイ旅行に行く人は外貨を貯めるよりdポイント(Pontaポイント)を貯める方がお得

 

「外貨預金に関するQ&A」の用語解説・関連サイト

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

ネット銀行なんでもQ&A
銀行に関するQ&A情報です。

外貨投資講座

外貨投資の基礎知識
外貨投資の基礎では、外貨投資の特徴やメリットやリスク、どのような取引方法があるのかを分かりやすく解説していきます。
外貨預金講座
外貨投資の一つである外貨預金の始め方、外貨預金を始めるにあたってのポイントなどを解説します。
外貨MMF講座
証券会社での外貨預金として使われることが多い、外貨MMFについてそのメリットを分かりやすく紹介。
FX取引講座
個人投資家の間で人気急上昇中の外貨投資である「FX(外国為替証拠金取引)」を徹底解説。
その他外貨投資
単純な外貨ではなく、外貨+アルファの投資となる外債投資、外国ファンド、外国株投資を徹底比較