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都市銀行とネット銀行外貨預金をするならどちらがお勧め?

外貨預金を始めようと思いますが、外貨預金をするのならネット銀行より信頼性のある都市銀行でやるほうがよいと聞きましたが本当でしょうか?

回答:効率性ならネット銀行、信頼性なら都市銀行ですが・・・

おそらく、その質問をされるということは、外貨預金とペイオフとの関係が絡んでいるのかと推測します。

外貨預金は「ペイオフ(預金保険制度)」の対象外商品となっています。そのため、仮に金融機関が破綻した場合には元本(残高)が保護されないことがあります。
そのため、外貨預金をするのであれば安全な都市銀行(都銀)といわれたのだと思います。

確かに上記は正しく銀行の外貨預金は銀行が破綻した場合には保護されないので、万が一の場合を考えるとネット銀行より都市銀行のほうが安全です。
一方で「外貨預金と銀行比較」でも説明している通り、

住信SBIネット銀行(ネット銀行)の為替手数料が片道20銭であるの対して三菱UFJ銀行(都市銀行)の場合はなんと片道1銭の手数料です。
2010年7月2日現在の米ドルレートが1ドル87円であることを考えると

住信SBIネット銀行:手数料率0.22%
三菱UFJ銀行:手数料率1.15%

以上のようになり手数料だけでも5倍以上高いことになります。はっきりいって、手数料で1.15%(外貨預金は買って売るということになるので2倍の2.30%)もの手数料を取られたら折角の高金利の外貨預金の金利もほとんど生きません。
また、手数料だけでなく金利を比較してみても(米ドル金利 2010年7月2日現在)

住信SBIネット銀行:金利0.309%
三菱UFJ銀行:金利0.10%

以上のように3倍以上も金利にも違いがあります。銀行の信用リスクを考えるのであれば、たしかに都市銀行のほうがメリットはあるかもしれませんが効率性を考えると断然ネット銀行がオススメです。

ちなみに、ネット銀行の信用リスク(破綻するかも)が大きいと思う方は外貨預金よりも「外貨MMF」をおすすめします。外貨MMFは取引する金融機関の信用リスクはゼロです。(分別管理されて保護されるため)

外貨預金にお勧めのネット銀行

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行の外貨預金は取り扱い通貨数の豊富さと手数料の安さ(片道20銭)が魅力です。さらに、24時間インターネットを通じて、リアルタイムの為替レートで取引できるという点が大きな魅力です。
>>住信SBIネット銀行詳細ページ

楽天銀行

楽天銀行は7通貨の取り扱いが可能。為替手数料も片道25銭と格安です。また、外貨預金の購入や保有で楽天市場で利用できる「楽天スーパーポイント」がたまるようになっているので、非常にお得です。
>>楽天銀行詳細ページ

外貨を利用した資産運用的なお得な活用法

投機と思われがちなFXですが、スワップポイントの金利差を利用して両建てを利用することで利益を生み出すことができる場合があります。現在はライトFXを利用することで1社で両建てプラススワップ化が可能です。中~上級者向けではありますが、こうした低リスク運用もFXならではですね。

米国株投資をしている人が活用したいのがSBI証券FXの外貨の現引き。FXの低コストで米ドルなどを現引きすることができ米国株や米国ETFの投資に使うことができます。米国株取引コストの中でも高い為替コストを限りなく安くできる強い方法です。

FX事業者の「マネーパートナーズ」では毎週月曜日に200円分のデジタルギフトを提供するキャンペーンを実施しています。簡単な取引で条件達成できますので、これを利用すれば年間で1万円相当のデジタルギフトを獲得できます。結構おいしい案件です。

海外旅行のために外貨を積立している人はポイントも一つ考えてみましょう。現在ハワイではdポイントとPontaポイントが1ドル=100円相当で使えます。実際のレートと乖離したバグ状態。ハワイ旅行に行く人は外貨を貯めるよりdポイント(Pontaポイント)を貯める方がお得

 

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