外貨投資の種類を比較

外貨投資と一口に言っても外貨投資をするための手段(方法)はいくつもあります。外貨投資における代表的な投資手段としては外貨預金、外貨MMF、FX(外国為替証拠金取引)があります。また、外貨以外のリスクも負いますが、外債、外国株式、外貨建ての投資信託なども同じく外貨投資の一種です。

ほぼ純粋な為替取引の種類

まずは、ほぼ純粋に為替レートのみの取引ができる投資商品を比較していきます。以下では、それぞれの為替取引の特徴を示しています。

外貨預金

外貨預金は銀行で取り扱っている投資商品で、外国の通貨に円を交換して、その外貨を銀行に預金しておくというものです。金利も外国為替の金利水準が参照されます。

外貨MMF

外貨MMFは証券会社や一部のネット銀行などで取り扱いがある投資商品です。仕組み自体は投資信託なのですが、元本割れのリスクはかなり低い商品で、価格の変動はほとんどが為替レートの変動によるものです。

外国為替証拠金取引(FX)

外国為替証拠金取引(FX)は、証拠金を使って為替取引を行う投資法です。外貨預金と同じく為替を取引対象とする投資です。実際には為替の授受は行わず、差金決済という方法で取引をしますが、経済的な意味合いは同じです。

 

為替取引以外の要素も加わる外貨投資

以下は、為替レートの変動も大きく影響しますが、その他の用件も大きな変動要因となる投資です。為替リスクに加えてその他の価格変動リスク等があります。

外債投資(外国債券投資)

外貨建てで発行されている債券に投資をするものです。債券ですので満期にならなければ現金化できません。途中で現金化したい場合は債券を売却する必要がありますが、そのときの売れる値段は相場により変わってきます。一方で受け取ることができる金利水準は純粋な外貨投資によるものよりも大きいのが特徴です。

外国株式

外国企業が発行する株式です。日本の株式と同じように日々価格が変動していますので、為替レートの変動と株価の変動という二つのリスクを抱えています。。

外国投資信託

外貨MMFを除いた、運用性の高い外貨投資信託です。基準価額は円建てとなることが多いので、分かりにくいですが、為替レートの変動と投資対象の価格変動により二重のリスクを抱えています。

 

外貨を利用した資産運用的なお得な活用法

投機と思われがちなFXですが、スワップポイントの金利差を利用して両建てを利用することで利益を生み出すことができる場合があります。現在はライトFXを利用することで1社で両建てプラススワップ化が可能です。中~上級者向けではありますが、こうした低リスク運用もFXならではですね。

米国株投資をしている人が活用したいのがSBI証券FXの外貨の現引き。FXの低コストで米ドルなどを現引きすることができ米国株や米国ETFの投資に使うことができます。米国株取引コストの中でも高い為替コストを限りなく安くできる強い方法です。

FX事業者の「マネーパートナーズ」では毎週月曜日に200円分のデジタルギフトを提供するキャンペーンを実施しています。簡単な取引で条件達成できますので、これを利用すれば年間で1万円相当のデジタルギフトを獲得できます。結構おいしい案件です。

海外旅行のために外貨を積立している人はポイントも一つ考えてみましょう。現在ハワイではdポイントとPontaポイントが1ドル=100円相当で使えます。実際のレートと乖離したバグ状態。ハワイ旅行に行く人は外貨を貯めるよりdポイント(Pontaポイント)を貯める方がお得

 

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ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

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