地域密着型金融機関。融資など銀行よりも相談に乗ってもらいやすい?
信用金庫は厳密には銀行ではなく、信用金庫法という法律により設立されている法人です。信金とも呼ばれます。基本的にはそれぞの信用金庫がある地域で中小企業を中心として融資を行う地域密着型の金融機関です。
地域で集めた資金を地域の中小企業と個人に還元することにより、地域社会の発展に寄与するという目的から地域外に居住する個人・法人にはサービスを基本的には提供しません。
信用金庫は地域に根ざした金融機関としてサービスを提供しています。金額ベースでは都市銀行、地方銀行と比較して大きな借入などは難しいかもしれませんが、中小企業から個人にまで幅広く融資などを行っています。
ATMや店舗ネットワークはあまり大きくないことが多いのですが、こちらの相談等に対して親身に相談になってくれるなど地域性がより強い金融機関といえるでしょう。
なお、信用金庫を利用するに当たっては「会員」となる必要があります。会員になるためには所定の出資金を入れる必要があります。
また、類似の金融機関として「信用組合」があります。
お住まいの地域の信用金庫がベストでしょう。
なお、信用金庫で取引をするには下記のいずれかを満たす必要があります。
・対象区域内に居住し地得ること
・対象区域内に事業所を有すること
・対象区域内にて労働していること
また、事業者の場合は、従業員数300人以下または資本金は9億円以下と定められています。それ以上の事業者は信用金庫を利用することはできません。