長期信用銀行の特徴や利用上のメリット・デメリット

長期信用銀行(ちょうきしんようぎんこう)とは、長期信用銀行法に基づいて設立された銀行です。設備資金や長期運転資金などを企業向け融資することを主要業務としており、金融債という債券の発行によって資金を集めていました。現在、すべての長銀は普通銀行に転換しているため存在していません。

長期信用銀行は現在存在しておりません。

長期信用銀行としては「日本興業銀行」「日本長期信用銀行」「日本債券信用銀行」がかつて存在していました。

日本興業銀行は「ワリコー(割引金融債)」「リッキー(利付金融債)」、日本長期信用銀行は「ワリチョー」「リッチョー」、日本債券信用銀行は「ワリシン」「リッシン」などと呼ばれる金融債を発行して、預金者から資金を集めていました。
若い方にはなかなかなじみのない言葉かもしれませんが、40代以上の方は聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、いずれも経営難から普通銀行へと転換しています。日本興業銀行は富士銀行および第一勧業銀行との合併により「みずほ銀行(みずほコーポレート銀行)」へ、日本長期信用銀行は「新生銀行」へ、日本債券信用銀行は「あおぞら銀行」へと転換しております。

「長期信用銀行」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

長期信用銀行とは
長期信用銀行(ちょうきしんようぎんこう)とは、長期信用銀行法により規定された長期間の融資を主な業務とする銀行のこと。商業銀行との区別の為に用いられることもある。

金融債とは
金融債(きんゆうさい)とは、銀行等の金融機関が発行する債券の一種。金商法における特別法人債にあたる債券。

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