金銭信託

金銭信託(きんせんしんたく)とは、一般にはややなじみが少ない商品かと思いますが、信託銀行等で取り扱いがある預金に近い商品です。一般的には「合同運用指定金銭信託(一般口)」を指します。

金銭信託では収益金(配当金)を受けと事ができ、預金と同様に預金保険制度の対象商品となっています。中途解約は可能ですが、その場合は解約手数料がかかるという点が特徴といえます。合同運用指定金銭信託の場合元本は保証されます。

ただし、ヒット、スーパーヒットのような金銭信託については元本保証ではありません。そのため、金銭信託に投資をする場合は、しっかりと注意書き等を熟読するようにしましょう。

金銭信託の特徴、メリット・デメリット

金銭信託とは信託サービスの一つで、信託銀行等に金銭を信託し、信託終了時には信託財産を金銭に換金して受益者(預金者)に支払うものを指します。

まずは、一般的に金銭信託と呼ばれている「合同運用指定金銭信託(一般口)」について説明していきたと思います。

据置方式と積立方式の2種類があります。据え置き方式は預けた分を満期までそのまま預けておくというもので、積立方式はいつでも追加してお金を預け入れることができます。

  特徴
利用可能な人 個人、法人
預入期間 据置方式・・・1年以上の満期自由設定
積立方式(追加式)・・・2年間の据置期間が必要
預入金額 5000円以上1円単位
金利

契約期間に応じて予定配当率が異なります。建前上は実績配当ですが、事実上あらかじめ指定されている予定配当率に従って支払われます。予定配当率は見直される変動金利型です。

中途解約 いつでも可能ですが、解約手数料がかかります
元本 元本保証です。
預金保険制度の対象外です。

以上が、金銭信託(合同運用指定金銭信託)の特徴となります。
一方で、同じ金銭信託という場合でも、上記以外の方法で運用されているケースもあります。その場合、リスクやリターンなどが異なる場合がありますのでご注意ください。

 

その他の金銭信託

上記で説明した合同運用指定金銭信託(一般口)以外にも金銭信託サービスは存在します。

たとえば、代表的なものに「ヒット」があります。これは信託銀行等で受け付けている金銭信託の一種です。上記の合同運用指定金銭信託(一般口)とは随分と商品性もちがうのでご注意ください。

下記は一例としてヒットのケースを挙げていますが、これ以外にも商品性は様々です。投資をする場合はしっかりと、販売ページを熟読してリスクなどを理解するようにしてください。

ヒットの商品性

  特徴
利用可能な人 個人、法人
預入期間 1か月以上(それ以後はいつでも解約可能)
預入金額 1万円以上1円単位
金利 毎月見直しが行われる変動金利タイプ
中途解約 1カ月未満の解約には手数料がかかります。
元本 元本保証ではありません
預金保険制度の対象外です。

 

「金銭信託」の用語解説

ここではこのページで使われた様々な用語について解説をします。リンク先は「金融経済用語辞典」の用語解説ページ、または関連情報が掲載されているサイトです。

金銭信託とは
金銭信託(きんせんしんたく)とは、信託銀行などの信託会社に対して委託者が金銭で差し入れて、信託期間終了時に元本とその金銭信託の運用収益を金銭で返還する信託の一つ。信託銀行が行うヒットなどが代表的な商品。

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